「M5Stack BASIC V2.6」「CORE2」については以下のリンクで詳しく紹介しています。

M5Stack Basicの使い方、端子配列、サンプルプログラムで詳しく紹介
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M5Stack CORE2について、デモ画面、基本仕様、端子配列(機能)等を詳しく紹介
CORE2について工場出荷時デモ画面の動作確認方法や外観紹介から基本仕様、端子配列(一覧表にまとめました)、端子機能等を詳しく紹介します。
1.概要
「M5Stack GRAY」とは、中国のM5Stackテクノロジー社の製品で、本体に液晶画面と3個のボタンがあり、SDカード、9軸(3軸ジャイロ + 3軸加速度 + 3軸磁気)センサ、スピーカーも内蔵しており、シリアル通信はもちろん、WiFi、Bluetoothにも対応、バッテリー駆動も可能と何でもありの高機能マイコンボード!これを小さくておしゃれなケースに収めたものです♪
これ単体でほとんどの機能が備わっているので、ブレッドボードで「ゴテゴテ」と配線をする手間が少なくて済みプログラミングに専念できます。
側面には出力端子があり、ジャンパー線を直接差し込んでLEDやスイッチ等を接続できます。
また、汎用性の高い「GROVE」コネクタを搭載しており「I2C」通信に対応したユニットも接続可能。(内部の電源ICとつながっているためIO設定は不可)
背面には磁石が内蔵されており冷蔵庫にも貼り付きます♪
2.基本仕様一覧表
M5Stack GRAYの基本仕様一覧表です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 電源 | 5V 500mA |
| USB | Type-C |
| Groveコネクタ | I2C |
| 本体ボタン | 3個(ボタンA~C) |
| 液晶 | フルカラーTFT(320 × 240) |
| SDカード | micro SD (16GBまで) |
| 9軸センサ | MPU6886 + BMM150 |
| スピーカー | 1W-0923 |
| バッテリー | 150mAh 3.7V |
| 無線通信 | WiFi / Bluetooth |
| サイズ | 54 × 54 × 17mm |
3.端子配列
M5Stack GRAYの端子配列について紹介します。
4方の側面に端子があり、「オス」「メス」のジャンパー配線を接続することができます。

※右と左、上と下の同色どうしは内部で接続されています。(裏から見た図)
4.端子機能一覧表
端子ごとに入出力やアナログ入出力、通信等様々な機能があり、プログラムによって選択して使用することができます。
| 項目 | 機能 |
|---|---|
| 電源5V | USBからの電源5Vが出力されます |
| 制御用電源3.3V | 入出力制御用の電源として使用します。(入力不可) |
| 0V | 電源の0V(コモン)を接続します |
| 入力 | 入力端子として設定可 |
| 入力のみ | 入力専用端子(プルアップ不可) |
| 出力 | 出力端子として設定可 |
| AN | アナログ入力端子として設定可 |
| DAC | アナログ出力端子として設定可 |
| GROVE | 4極のコネクタ、I2Cの拡張ユニットが接続可 |
| RX0/TX0 | UART0に設定可(標準のシリアル通信に使用) |
| RX2/TX2 | UART2に設定可 |
| SDA/SDL | I2C通信用(GROVEコネクタと内部で接続) |
| SPI | SPI通信用(SS/MOSI/MISO/SCK) |


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